なりちんは誰かの言葉でできている

卓球とお酒の話を中心に読んで楽しいブログを目指します。役に立たなくてもいいですか?

【張鈺 力尽く!】(動画紹介)


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ライブマン対カットマンの話を4回に渡って書いてきましたが、その間に紹介し損ねた動画があるのでここでご紹介します。

 

 

香港の張鈺(CHEUNG Yuk)と北朝鮮のカットマン、ジャン・ソンマン(Jang Song Man)の、2008年北京オリンピック出場をかけた試合。

 

 

ブログタイトルにもありますが、張鈺が凄絶な討死を遂げます。

 

もうね、フルスイングのドライブの連発。

 

僕はカットマンだけど涙が出ちゃう。・(つд`。)・。

 

 

記憶ではもう少し長い動画(もしかしたらフルバージョン)があって、試合のあと、ベンチでタオルを被ってうつむく張鈺の肩を誰かがポンポンとたたくシーンなどを覚えているのですが……

 

2週間ほど探したけど見つからないので諦めて上の動画をご紹介。

 

ダイジェストですが、雰囲気は十分伝わると思います。

 

今日のお話はこれだけ(笑)

 

ではまた( *・ω・)ノ

 

 

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YouTuberの誰かが「カットマンあるある」で、

 

「カットマンはカットマンの動画しか見ない」

 

って上げてたっけな(*´-`)

 

それ、ホントだから(ФωФ)

【#4】対カットマン戦のフィジカルの話。~筋肉の疲労について考える~


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昨年の秋頃に、僕と長~いことダブルスを組んでいたMくんが卓球場を作りました。

 


三階建てで、卓球台が7 台も置けます。

 


年末年始もほとんど休まず営業していたのですが、行くといつも人が一杯でした。

 


1月を過ぎてもいつも、予約を入れないと練習できないほどに繁盛していたのですが……

 


緊急事態宣言が発令されてからは、ずっとお店を閉めています。

 


早くお店が開くような状況になると良いな~(´⊂_`;)

 


というわけで、本題に入ります。

 

 

前回までのお話はこちら

 

カットマンが考えるカットマン攻略法

 

過去三回に渡り、筋肉の動力源とその供給の話、そしてそこに着目するとカットマン対ドライブマンの試合はどのように見えてくるか、という話をしてきました。

 


そして最後のこの回では、ドライブマンはカットマンと試合をする時、何を考えればよいか、という話をしたいと思います。

 


まあ、僕はカットマンなので、「こんなドライブマンは嫌だ!」ということを中心に書いていく回ですね。

 


あくまでもエネルギー供給的な視点が中心の話ですが、面白いと思ってもらえれば幸いです。(* >ω<)

 

 

1.力で押さない

 

僕が好きなタイプのドライブマンは、割とキチンと攻めてくれるドライブマンです。

 


力で押してくるタイプ、と言っていいのかな?

 


浮き球はキチンと強打してくれるやつですね。

 


反対にキライなのは、のらりくらりと打ってくるドライブマン

 


コースをついた遅いドライブと短いストップ(しかも2~3球連続)。

 


球が浮いてしまったので下がるとまたストップ。

 


これを淡々と、正確に、そして何よりも力まずにやられるのがツラい。・(つд`。)・。

 


こういう力で押してこないタイプのドライブマンは、試合の後半になっても体力が残っています。

 


カットマンとしては、

 

「相手に疲労の色が見えない」

 

というのはかなり嫌なものです。

 


今書いてて思ったのですが、僕もカットマン相手に力勝負に出て死亡することがよくあります。


反省します(。-ω-)

 

 


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2.取れるセットはしっかりと取る

 

 

それほど実力に差がない相手だけど、時々点差が開くときってありますよね。

 


ライブマンから見て、1セット目は11-9で取ったけど、2セット目に点差が開いて7-1とか。

 


こんなとき、僕が考えていることは、

 

相手の体力を削るために1本でも多く返そう!

 

→相手の攻撃が雑になってスマッシュミスしてくれるとなお良いな~…

 

→そうしているうちに点差が詰まったりしないかなぁ…

 

→そしたら相手が慌ててミスしてくれないかなぁ…

 

→あわよくばこのセット逆転できたりしないかなぁ…


みたいなことです。

 


ハッキリ言って全然諦めてません( ´∀` )b

 


1-10で負けてても同じです。

 

 

なので、逆にドライブマン的には、なるべく点差を詰められないように、確実にそのセットを取りに行かなくてはいけないでしょう。

 

 

攻撃が雑になっては、カットマンの思う壺です。

 

 

3.回復時間を作る

 

 


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対カットマン戦では、長いラリーになることも珍しくありません。

 


そして、そういう長いラリーの後は、一見するとカットマンの方が疲労の色が濃いように見えることがあります。

 


しかし、ドライブマンがもしそのラリーで強打を何本か繰り出していたとしたら、ドライブマンのエネルギー源も確実に減少しています。

 


ゼロに近づくまではなかなか実感し難いですけどね。

(。-ω-)(↑ここがポイント)

 


エネルギー源が底をつくとパフォーマンスが落ちるので、こまめに体力の回復をした方がよいと思います。

 


僕の知っているカットマンで、


「オレ、せっかちだから( ´・∀・`)」


と言って、ラリーが終わったあとすぐに次のサーブを出す人がいますが……

 

これは彼の経験上、休憩が少ないことがカットマンに有利に働く、ということを知っているが故の言葉かもしれないと僕は思っています。

 

 

4.ラリーの序盤で勝負する

 

 

対カットマン戦では、相手に先に攻められることが少なくなるので、自然とドライブマンの仕掛けも遅くなりがち。

 


しかしそうなると、自然とラリーが長くなり、カットマンのペースに近くなってしまいます。

 


サービスからの三球目攻撃や攻撃的なレシーブを、対ドライブマンとの戦いと同じように使うことは、カットマンのペースに引き込まれないために重要なことだと思います。

 


ホント、チキータやフリックをバンバン使われると、試合が組み立てにくくて泣けます。

 


体力も削れないし。・(つд`。)・。

 

まとめ

 

以上がカットマンが考えるカットマン攻略法です。

 


「ンな訳あるか!」( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーン

 


と思う方もいるかもしれませんが(笑)

 


へー、目新しいやん

 


と思ってくれる方がいたら嬉しいです。

 

 

ちなみに、本文制作中にふと、


手首につけたApple Watchに、「エネルギー残量54%」てな感じで表示されたら面白いかな?


……と思ったけど、よく考えたらそうでもなかった。

( -д-)

 


1セット終わって


「残量15%」


とか出たら、もう気力が湧いてこない気がします。

 

 

という訳で、今日のお話はここまでです。

 

ではまた!( *・ω・)ノ

 


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おまけ

 

カットマン的には、最もエネルギー残量について考えさせられるのが対ペン粒戦です。


延々とバックの粒高にボールを集められて、長~いラリーになることが多いのですが、いつも明らかに相手の方が楽チンそうに見える!

( ;`Д´)


体力敗けを嫌って回り込んでドライブ→フォアに振られて飛び付き→余計体力を消耗……というのがいつものパターンです。


カットマンから見たペン粒攻略法があったら教えて欲しい。・(つд`。)・。


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今日のブログでもそうですが、最近の記事のアイキャッチに使っている写真は、実は以前のチームメイトたち。


だいたい皆、僕の半分くらいの歳で、とても強い(* >ω<)


区の試合では何度も優勝しています。


以前の、と書いたのは…


昨年他のチームに移籍したから。


そしてその移籍先はMくんの卓球場のチーム。


公式戦で当たったら、一泡ふかせてやるぜェ!

(* >ω<)

 

いや、

 

ご指導よろしくお願いいたしますm(。≧Д≦。)m

 

【#3】対カットマン戦のフィジカルの話。~筋肉の疲労について考える~


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土曜日に、やることないんでちょっと多摩川土手を走ってきたのですが、ジョギングしている人が減った気がします。

 

 

GW前半はすごい人出だったんですけどね。

 

 

天気があまり良くなかったせいかもしれませんが、ジョギングする人が減っちゃったんじゃないかな?(←個人の感想です)

 

 

ただ走るだけ、ということに楽しみを見いだせるかどうかは、人それぞれなんじゃないかなと思います。

 

(この話は後半に続きます。)

 

 

というわけで、本題いきます( ✧Д✧) カッ!!

 

前回までのお話はこちら!

 

 

 

 

【カットマンは声を出さない】

 

 

いや、そんなことないです。

 

いろんな動画見ると、得点したときにはめっちゃ声を出してガッツポーズしてます。

 

なんなら僕も声は出しますが…

(↑結構大きいデス( -д-))

 

しかし、打球のときに声を出すかというと、そうでもないのでは?(僕調べ)

 

 

 

一方のドライブマンは、ブチ切れカットを持ち上げるときや、パワードライブを打つときには、「ウッ!」「ンア~!」と声を出すことが多いと思います。

 

時にはうるさいくらいに出す人もいます(笑)

 

 

上の動画で塩野選手と戦っているのは、クロアチアのゾラン・プリモラッツ(Zoran Primorac)選手ですが、なかなかにうるさい。

 

 

では、なぜドライブの時には声が出るのに、カットの時には声が出ないのでしょう?

 

思うに…やっぱり……ドライブの方が力が必要だから、じゃないですかね?

 

重力とも戦っているから。

 

 

ラケットを振り上げるか振り下ろすか。

 

スイングスピードが仮に同じだとすれば、ドライブとカットでは消費するエネルギーには大きな違いがあると思います。

 

わずかな時間で、重力に逆らってラケットを振り上げるという動作は、爆発的にエネルギーを消費してしまうのですよ(ФωФ)フフフ

 

(消費エネルギーの違いを計算しようとして諦めましたよ(ФωФ)フフフ)

 

 

その結果……

 

 

ライブマンのパフォーマンスは、セットを重ねる毎に少しずつ低下していくのです。

(↑※個人差があります)

 

 

動画で検証してみる

 

 

こういう話って、自分の体験の記憶だけを探ってもよく解らなかったりしますよね?

 

そこで、参考になりそうな動画がYouTubeにあったので見てみることにしましょう。

 

 

以前爆笑動画でご紹介した卓キチちゃんねるより、卓キチさんとさてぃおさんの初公式戦の動画です。

 

 

本人の解説が付いているので、とても分かりやすい!

(* >ω<)

 

 

解説では、2セット目の中盤で既に体力が尽きたようなことを言っていますが……うーん( -д-)

 

 

たしかに、この辺からパワードライブのスピードは少し遅くなっていますね。

 

 

やっぱり強打って、すごく体力使うのかな~…

と思わせる動画です。

 

 

(メンタル的な部分も影響していそうですが…)

 

 

一方のさてぃおさんですが、疲れを感じていない訳ではないと思います。

 

 

ただ、ラリー中は緩やかな動きが多いので、局所的なエネルギーの減少が起こっていないのでは?という気がします。

 

 

ドライブのコースが読み難ければ体幹に、

 

ストップか強打か判り難ければ脚に、

 

相手に打たされれば……どこだろう…肩?全身?

 

という感じで、カットマンも局所的なエネルギーの減少があるんじゃないでしょうか?

 

 

もう一つ動画をご紹介します。

 

 

卓球YouTuberユージくんと、シェークハンズの平屋広大コーチの試合。

 

まず目を引くのは……

 

ユージくんのサーブがかなり効いてるところかな?(←脱線していくスタイル)

 

……ではなく……

 

平屋コーチのフォアカットが鬼のように切れているところですね( ´∀` )b

 

まさにデスカット(* >ω<)

 

(こんなフォアカットが出来るようになりてー)

 

 

フォアカットは、前半では高くて浅いカットになることが多くてスマッシュを打たれてますが、そこそこ深く入ったボールはユージくんがドライブするのを諦めたりします。

(((( ;゚Д゚))))コワーイ

 

 

このカットに削られて、後半になるにつれて、ユージくんの強打の精度がちょっとずつ悪くなっていっている気がしますが……

 

 

この動画を見て、ふと……

 

 

長いラリーをしたときにカットマンが得点することが多いのでは?

 

と思い、普通は

 


f:id:narichin44:20200511220059j:image

 

 

こんな風に表示される得点経過を、

 

「何本のラリーで得点したか?」

 

で書いてみました。


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表の中で「3」は3球目で決まっていることを表します。

「1」はサービスエースですね( ´∀` )b

 

 

結果は……

 

 

3セット全てにおいて

 

平均すると、ユージくんが得点したときの方がラリーが長かった(笑)(←企画倒れ)

 

 

平屋コーチが3球目を攻めまくったからかなぁ?

(´⊂_`;)

 

皆さんはどう思いますか?

 

 

…というわけで、今日のお話はここまでです。

 

次回の話を限定すると苦しくなるのですが……

 

(もうずっと苦しんでいるけどね( >Д<;))

 

カットマンを苦しめるにはどうすればよいかを、カットマンが書いてみる、かも!( *゚A゚)

 

ではまた!( *・ω・)ノ

 

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冒頭の話の続きですが。

 

今日の夕方、仕事帰りに多摩川土手を自転車で走ったのですが、ジョギングしてる人がメチャメチャ多かったです。

 

土曜日に人が少なかったのは、単に天気が怪しかったからかも知れませんね( ´~`)ゞ

 

それにしても、ジョギングって続かないですよね?(´⊂_`;)

 


f:id:narichin44:20200511230309j:image

 

僕の携帯はGALAXYなので、「S Health」という健康管理アプリが入っています。

 


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こんな記録が残せます。

 

(記録が残んなかったら走る気にならないかも)

 

ジョギングのペースメーカーをしてくれたりもするので、土曜日に久しぶりに使ってみました。

 


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最初の3kmはせいぜい早歩き。

 

後半はまあまあのスピードですね。

 

ところで、アプリが指示するペースで走ったら、ふくらはぎカチカチ現象(前回記事参照)は起きませんでした。

 

 

どうやら、このふくらはぎカチカチ現象は、「酸素借」とか「酸素負債」という言葉と関係があるような気がするのですが…

 

…難しすぎるので記事にするのは諦めます。

。・(つд`。)・。

 

(↑参考サイト)

 

話は変わって……

 

ドライブ打つときに声を出す話ですが。

 

中国選手って、あまり声を出さないような気がします。(個人の感想です)←

 

 

上の動画は、みんな大好き(?)馬龍VS朱世赫。

 

 

馬龍の体力マジでしゅごい( *゚A゚)

 

無限にパワードライブ打てるのでは?

 

 

 

 

【#2】対カットマン戦のフィジカルの話。~筋肉の疲労について考える~

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僕は、初対面の人が大学卒だったりすると、

卒業論文のテーマは何でしたか?」

と聞いてみたりするのが好きです。


卒論に思い入れがある人は割と多くて、僕があまり明るくない分野の話を、何というか、「痒いところに手が届く」という感じで、楽しくお話ししてもらえたりします。


初歩的な質問にも面倒くさがらずに答えてもらえます。


また、ちょっと突っ込んだ質問にも、「よく聞いてくれた〰️(* >ω<)」といった顔で、素人にも解りやすく答えてくれます。


圧倒的知識を持っている分野については、他人に解りやすく話せるものなんですよね。


えー……その逆に……以下の記事は……( -д-)


よく勉強していない分野の話は、解りやすく話せない説〰️〰️(水曜日のダウンタウン風)


……を検証する企画です。(←嘘です)


では、……

全力疾走を8秒続けると、筋肉を動かす動力源ATPを再合成するのに必要なCPが無くなっちゃう……という話の続きです。

待って!

ブラウザバックしないで〰️(இдஇ; )

楽しく読めるように書くから〰️

(役に立つかどうかは解りません)





前回の話をまだ読んでいない方はこちら↓

【#1】対カットマン戦のフィジカルの話。~筋肉の疲労について考える~
https://narichin44.hatenablog.com/entry/2020/04/30/192318



@@@@@

【乳酸が来る!】


100m走の選手のもう一つの動力源となっているのは、筋肉中や肝臓などに蓄えられているグリコーゲンと、その分解物質であるグルコース(=ブドウ糖)。


グリコーゲンからATPを生産する経路は「②乳酸系(=解糖系)」と呼ばれ、十分な時間と酸素がある条件下では、動力源が尽きるまで体を動かすことができます。


この経路があるおかげで、100m走の選手は80m地点を過ぎても倒れずに全力疾走することができるのですが、一つ問題が。


短時間で大出力を得ようとすると、

「乳酸」

が発生してしまうのです。


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乳酸は、実は十分な時間と酸素があれば、再び動力源として活躍してくれるのですが、短時間で激しい動きをしているうちは溜まっていく一方。


そして、乳酸が溜まるにつれて筋肉の能力は低下していき、筋肉の0.3%相当量になると、なんと筋肉は動かなくなってしまいます。


フルパワーで動くとき、筋肉が動かなくなるまでの時間は30秒ほど。


つまり……


100mは全力疾走できても、400m走という種目においては、その全てを全力疾走することは出来ないことになります。(400mの世界記録は43秒03)


ペース配分を考えずに全力疾走すれば、必ず300m過ぎに大失速するということですね。


(このへんの詳しいことは、陸上競技系のサイトをご覧ください←丸投げ)



……と、ここまでが「②乳酸系(解糖系)」のザックリとした説明になります。



@@@@@

【CPの消費と回復】



長々と、陸上競技短距離走を例にしながらエネルギー供給の話をしてきましたが……


卓球、特にドライブマンとカットマンの試合の場合、短距離走とは違う点がいくつかあります。(←アタリマエダケド…)


一つ目の違いは、卓球ではポイント間と、セット間に少し休息があることです。(これを「間欠的運動」と呼ぶそうです。)

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この休息の間、消費してしまったCPはどのくらい回復しているのでしょう?



「無酸素性トレーニング」
https://userweb.pep.ne.jp/mikami1/sports_musanso.htm

というサイトには、


2~3分で疲労困憊してしまう運動の後には筋中のクレアチンリン酸はほぼ全部なくなってしまうが、1分で安静時の約30%、3分後には約90%まで回復することがわかっている。


と書かれています。


「3分で90%」


と聞くと、回復速度は結構早いような気もしますが、卓球においては、ポイント間では10秒~20秒。セット間においても1分しかありません。


つまり、卓球において……


もし途中で筋肉中のエネルギー源が尽きた(以後これを「ガス欠」と呼ぶことにします)とすれば、それ以降は、戦い方を変えない限りほぼ回復できないまま試合をしなければいけないことになります。


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では、ドライブマンとカットマン、


ガス欠になりやすいのはどちらかというと……


……


それぞれ色々なタイプがいますから、一概には言えません。(←おい!)


しかし、少なくとも、攻撃少なめのカットマンの筋肉中には、試合の後半になっても十分にエネルギー源が残っていると思われます。何故かというと……


……

というわけで、今日のお話はここまでです。

なんか、眠れないときに読むと良さげな記事が上手く書けた気がします。(←おい!)


ではまた!( *・ω・)ノ


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@@@@@

【補足説明と参考サイト】


ここから先は割とどうでもいい話を書きますので、読むのが面倒な方は次の記事へGO!( ´∀` )b


記事のタイトルに「疲労」という二文字が入っていますが、本文中には、参考サイトの抜粋部分を除けば、「疲労」という言葉は使われていません。


それは、「疲労とは何か」について、僕が全然解っていないからです。


ここでいう「疲労」は、いわゆる次の日まで残るような筋肉の疲労とも違うし、もちろん過労死に結び付くような疲労とも違います。


何だか、「ガス欠で肩が(あるいは脚が)動かない」ことと「疲労」を同義に考えていいかどうかが分からないんですよね( -д-)


ちなみに、次の日まで残る疲労は、単に筋肉その他の組織が傷ついているということらしいです。


あと、昔は「乳酸が疲労物質である」と言われていましたが、近年ではそれは間違いだというのが定説らしいです。


しかし、個人的感想としては「疲労物質=乳酸でいいんじゃないの?」という気がします。(←ちょっと乱暴)


階段を上ってて脚がしんどくなったり、ジョギングのスタート後300mくらいでふくらはぎがカチカチになったりするのは、やっぱり乳酸が溜まってるからだと思うんですよね~(´⊂_`;)


で、乳酸がある程度溜まると、乳酸系(解糖系)のサイクルが動き出す、と。


そこに少しタイムラグがあるので、階段で脚がしんどくなったり、ジョギングふくらはぎカチカチ現象が起こるのではないかなと思っています。


あ、前回の記事でふくらはぎがカチカチになるのを50mと書きましたが、この前走ったらそんなに早くありませんでした。


300mぐらいでかなり固くなり、1kmぐらいで楽になる感じでした。


たぶん個人差はあると思いますけどね。


前回と今回の記事の参考サイトは以下の通りです。

興味のある方はクリック!

スポーツの科学
https://laurel-note.blogspot.com/2018/09/atp-toha.html?m=1#oma
Laurel note

【キャラ化】解糖系をわかりやすく解説!
https://laurel-note.blogspot.com/2018/10/kaitoukei.html

【キャラ化】ATPとは?わかりやすく解説!(ATP入門)
https://laurel-note.blogspot.com/2018/09/atp-toha.html?m=1#oma

理系トレーナーが運動で世界を救う
疲労の原因
https://bbll191013.hatenablog.com/entry/2019/11/03/215359

高校 生物 解糖系(呼吸の第一ステップ)
https://youtu.be/Iv3Hga5J3p0

コンビニ店員 人間関係とお金を語る
「『代謝』『解糖系』とは?」を簡単に分かりやすく解説っ♡【理論】
https://asentoblog.com/metabolism-and-glycolysis

Wikipedia 解糖系
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E8%A7%A3%E7%B3%96%E7%B3%BB

無酸素性トレーニン
https://userweb.pep.ne.jp/mikami1/sports_musanso.htm

Wikipedia 有酸素運動
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%89%E9%85%B8%E7%B4%A0%E9%81%8B%E5%8B%95

【#1】対カットマン戦のフィジカルの話~筋肉の疲労について考えてみる~

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カットマンとの試合において……

前半ではパワードライブやスマッシュがバンバン決まって1、2セット目を先取。

しかし後半バテてしまって逆転された……

という経験は、誰でも持っているのではないでしょうか?


この時、体の中では何が起こっているのでしょう?

また、カットマンはなぜバテないのでしょうか?


今日は、カットマンに勝つために「筋肉の仕組み」を勉強してみた!というお話です。

(そんなこと言ってるけど、僕はカットマンです。自分の首を自ら絞めていくスタイルwww)


たぶん長くなるので、分割してお送りしたいと思います。

今日はその第1回目です。




@@@@@

【きっかけは身近な疑問】



僕がこの事について考えるようになったのは、もちろん僕自身、カットマンとの試合で冒頭のような経験をしたから、というのもありますが、それ以外にも理由があります。


ビルの階段を上るとき、2階までは普通に上れたのに、3階になると急に足が重くなり、4階になるとハァハァ(;´Д`)……

息が上がる〰️( *゚A゚)

そして足どりはさらに重くなりますよね。

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また、ジョギングをすると、最初の50mを走ったところでふくらはぎがカチカチに…


しかし、我慢して走っているといつの間にか普通に走れるようになっている……


なぜだろう?


と思って、図書館で筋肉の仕組みについて調べたのが始まりです。


@@@@@

【①フルパワー=ATP-CP系】


DNS ZONE」というプロテインサプリメント関係のサイトの中に、分かりやすい図があったので、見てみましょう。

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また、サイト全体が見たい人はこちら↓

https://www.dnszone.jp/sp/nutrition_guide/1-3.php

図は、分かりやすく言うと、


・筋肉はATP(アデノシン3リン酸)がないと動かない

・ATPの供給方法は三通り。それらはそれぞれ、①ATP-CP系 ②乳酸系(または解糖系) ③有酸素系 と呼ばれる。


ということが書いてあります。


実は筋肉中に常時蓄えられているATPはものすごく少なく、フルパワーで1秒動くと、最初からあったATPは枯渇してしまいます。(この時、ATPはADP(アデノシン2リン酸)という物質に変化しています)

その時、一番早くATPを供給できるのが①のATP-CP系です。



筋肉中に蓄えられているCP(=PCr:クレアチンリン酸)は、ADPを素早くATPへと再合成し、エネルギーを発生させます。


しかし、CPの量にも限りがあり、フルパワーで動くと約8秒でこのCPも枯渇してしまいます。

えーと……

なんか、分かりやすく書けませんので(笑)


嫌になっちゃった人はこのへんは飛ばしてください。


ただ、この「フルパワーで8秒」に関連して、面白い話があります。


以下は、「スポーツの科学」http://sekatsu-kagaku.sub.jp/sports-science.htm
というサイトからの抜粋。


ところで、今や人類は、100 mを10秒以下のタイムで走りますが、100 m走の要点が、「後半にいかに失速せず最高速度を維持したままゴールできるか」ということであるのはご存知ですか?オリンピックに出場するような一流の100 m走選手でも、各地点での速度を分析すると、100 m走の後半では、必ず失速しているのです。ウサイン・ボルトやカール・ルイスのような一流選手は、後半でスピードが上がっているかのように見えますが、それは他の選手が彼らよりも相対的に失速しているからであって、決して速度が上がっているわけではありません。100 m走で減速するタイミングは、スタートしてから7~8秒後であり、これがATP-PCr系の限界なのです。(以上抜粋)



また、100m走の時のスピード変化についてのグラフがあったので載せておきます。


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朝日新聞デジタルの記事ですが、今まで100m走で一番スピードが出ているのはゴール前だ、と思っていたのにそうではなくてホントにビックリしました。


しかし、ここで一つ疑問が浮かび上がります。


8秒でCPが枯渇した後、なぜ選手はすぐに倒れてしまわないのでしょうか?



それは①ATP-CP系以外のATPの供給方法として②乳酸系(解糖系)があるからです。

……


えー、今日のお話はここまでです。

次回はもちろん②乳酸系(解糖系)のお話です。③有酸素系の話は、たぶん卓球にあまり関係ないのでしないかも。


卓球の話に戻れるか心配ですね~(←他人事)


ではまた!( *・ω・)ノ


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試合中に大量出血!高校最後のシングルスの終わり方

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今日も卓球のお話。


インターハイと全中の中止が決まりましたね。


僕が所属するクラブチームには高校生が3人いますが、幸い(?)3人とも二年生。


まだ先はあります。


可哀想なのは中学3年生の2人。


両人ともに昨年度の新人戦で都大会に行くほど強く、うち1人は関東大会も狙えるかな?というほどだったのですが……


中学生最後の大会が消えてしまうとは…
。・(つд`。)・。


当人たちの心情を思うと、本当に悲しい気持ちになります。


(中学生なんだから、まだまだ先はありすぎるほどあるけどね(*´-`))


…という前振りから、僕の高校最後の試合の話を書いてみたいと思いますが、こちらもちょっと悲しいお話…



@@@@@

【カットマンに大苦戦】



高校三年生の最後の大会の地区予選のこと。


勝てば県大会出場となる試合の、その前の試合。(3回戦くらい?←覚えてない)


対戦相手は北高のカットマン栗◯◯くん。


(当時僕はシェーク裏裏ドライブマンです)


栗くんは上位の常連というような選手ではありません。


コーチがカットマンだったし、カットマンもそれほど苦手ではない(と思い込んでいる)僕は、


「この試合に勝って、あと一つ…」


というような気持ちで試合に臨みました。
(↑負けフラグ立ってる)


しかし1セット目を落としてしまい、急に焦り出します。


粘られては凡ミスを繰り返し、2セット目も劣勢に。


そして……


中盤に差し掛かったところで事件は起こります。


台から出るか出ないか、という微妙な長さのツッツキ(カットだったかも)をドライブしにいき、ラケットと右手を台の角に当ててしまいました。


「バンッ」


と大きな音がし、グリップの付いていないラケットがクルクルと回りながら遠くへと飛んでいきます。


右手を見ると、親指の第一関節に裂傷があり、床にボタボタと血が落ちていました。



@@@@@

【最初で最後の途中棄権】



……ということで、ここで棄権しました。


傷口に絆創膏を貼り、

後輩にラケットを借り、

床に飛び散った血をタオルで拭き取って試合を再開しようとしたのですが……


スイングすると右手の先に血がドッと集まる感じがして、周囲に血が飛び散ったので、「これはダメだな」と思ってしまいました。


うーん、何だろう……


ラケットも折れたけど、それ以上に心が折れてしまった、ということでしょう。



こうして改めて振り返ってみると、勝負はラケットを折る前にあらかた決まっていた、という気がします。


更に言えば、試合が始まる前に決まっていたかもしれません。


大会で良い成績を残す時はだいたい、目の前の試合に全神経を注いでいるものです。


次の試合のことを考えている時って、だいたい上手くいかないですよね(´⊂_`;)



@@@@@

【折れない心を持つ男】



僕の流血話はここで終わりですが、最後に割と最近のとある大会での出来事について書きたいと思います。


昨年の12月の区の新人戦でのこと。


新人戦というのは、過去に区の卓球連盟が主催する大会で上位に入賞した選手は出場出来ない大会で、40才以上はシニア、39才以下及びシニア優勝者は一般、と2つのカテゴリーがあります。

(一般で優勝するともう新人戦には出場できません。僕は何年か前にシニアで優勝しているので一般にエントリー)


予選で初対戦の高校生Mくんに完敗した僕は、その後Mくんがどこまで勝ち残るか注目していました。


敗退者あるあるじゃないでしょうか?
( ´∀` )b


優勝してくれれば「俺が実質二位」と冗談も言えるので(笑)

(1セットも取ってないけどね……)


で、予選を抜けたMくんのトーナメント1回戦の試合を見ていたのですが、サーブの時のラケットの握り方にちょっと違和感。(Mくんはシェークハンドです)


普通サーブの時には握られている中指、薬指、小指が開かれていて、親指と人差し指だけでつまむようにブレードを持っていました。


f:id:narichin44:20200429134636j:plain


(こんな感じ)

近くでMくんのお母さんが観戦していることに気付いた僕は、何気なく「彼のサービスの時のラケットの握り方、変わってますね…」と話しかけると、なんと……


試合開始直前に、出入り口の扉に3本の指を挟んで出血。


絆創膏をメチャメチャ貼って試合をしているとのこと( ; ゚Д゚)


えー!


なんか、色々ツッコミどころが多いけど、スゴイよ!


痛がってる素振りが全くなかったので、全く気が付きませんでした。(彼はもともとポーカーフェイス)


試合はフルセットの激戦となり……


そして試合終了。


残念ながらMくんは負けてしまいました。



「息子も今回は気合い入ってたんだけどねー。ラバーも昨日あたしが貼り替えたんだよー……替えてくれっていうから。
怪我がなければなぁ…」

とお母さん。


ちょ〰️www


僕は試合の時ラケット見たから知ってます。


両面ディグニクスだったんですけど( ; ゚Д゚)



試合に負けて本部席に試合結果を持っていったMくんを追いかけていき、僕は「手、怪我したんだって?」と話しかけました。(←誰にでも話しかける奴)


見ると、観戦していたときにはよくわからなかったけど、右手は血が滲む絆創膏だらけ。


「そんな手でよく試合したな~」


全然握れなかったッス……と小さい声で言うMくんの顔はちょっと泣きそうでした。


その顔を見ると、


「もうちょい早く怪我してくれれば!」


という冗談はさすがに言えませんでした…


……


今日のお話はここまでです。

しょっぱい話でしたね(涙)


ここまで読んで、これが僕の高校最後の試合の話だと思った方がほとんどだと思うのですが、実は違うんです( ´~`)ゞ


前日、ダブルスで県大会行きが決まってまして…


(記事タイトルは詐欺?)


そちらも猛烈にしょっぱい話なのですが、それはまたの機会に。

ではまた!


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爆笑不可避な卓球動画wwwww

f:id:narichin44:20200425164810j:plain

長々とビールの話ばかり書いてきましたが、今日は卓球のお話。


最後の練習は3月26日。

とあるダブルス大会が5月に開催される予定だったので、そのパートナーのチーム練習にお邪魔したのですが……

あれから1ヶ月、卓球台に触っていません。

(ラケットは握っていたりします( ´~`)ゞ)


……


うーん……


練習できない話を書いてると暗~くなっていく……
(´⊂_`;)


なので、本題に入ります( ✧Д✧) カッ!!


@@@@@


【超超超粘着ラバー】


卓球YouTuberの卓キチさんの動画です。

スマホからリンクをカッコ良く貼る方法をまだ習得していないので、URLだけ貼ります。(↓クリックすると飛べます)

https://youtu.be/ESoUygQu-oI

「超超超粘着ラバーで試合したらカオスになったwww」というタイトル。

卓球のラバーではない、粘着性のゴムシートをラケットに貼って試合をする動画なのですが、この面白さを文字で表現できる気がしないので……えーと、見てください!



本当はですね、もっと色々ブログの書き方を学んでからスマートに紹介したいのですが……

早くたくさんの人に見て欲しくて(笑)



@@@@@

【卓キチちゃんねる】



卓キチちゃんねるには卓キチさんの他に、ユージくん、わった、さてぃお、というメンバーがよく登場。(微妙に敬称が略されているのはなぜか)


みんなで協力して動画を作っていますが(卓球は一人じゃ出来ないので…)、各人それぞれもYouTubeのチャンネルを持っています。(たぶん。違ったらごめんなさい!)


さてぃおくんはカットマンで、イケメンです(笑)

僕もカットマンなので、動画を見るときはいつも感情移入してしまう。(←カットマンあるあるに追加して欲しい)



というわけで、今日は動画の紹介でした。

この動画を見て明るい気持ちになってもらえると嬉しい、かな?

ではまた!( *・ω・)ノ

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あとがき的な話。


3月26日夜の練習の後、外でちょっと練習メンバーでダベっていたときのこと。


その頃は、志村けんさんが新型コロナウイルスに感染してあまり容態が思わしくない、という情報が流れていまして。

志村けんが死んだら大変なことになる」

と僕は言ったのですが、本当の事になってしまいました。

何ていうか…

そんなこと言わなければ良かったな、みたいなことを、志村けんさんが亡くなってからずっと、心の奥底で思っています。

合掌